頑張れではなく共感

最近よく思うことがあります。それは、「頑張れ」と声をかけることについてです。特に、努力や根性を重視する昭和の価値観に育った自分にとって、「頑張れ」という言葉は自然に出てくるものでした。でも、今の時代は少し違うと感じています。

頑張れと言われることで、逆にプレッシャーを感じてしまう人もいます。結果を求められることで、楽しいはずの挑戦が苦しくなってしまうこともあるのではないかと思うようになりました。だから僕は「頑張れ」とはあまり言わないようにしています。

しかし、頑張ったことにはきちんと触れたいと考えています。人は誰でも、何かを達成するために見えない努力をしているものです。その努力や苦労は、必ずしも結果に表れないかもしれません。それでも、その過程には大きな価値があります。だからこそ、「頑張ったね」と伝えたいです。

頑張ることがすべてではありませんが、その人がどんな思いで取り組んだかを理解し、共感することが大切だと思っています。結果よりも、そのプロセスを大切にすること。それが、私が大切にしている価値観です。

だから、自分に対しても他人に対しても、無理に「頑張れ」と言わなくても、ただ、その努力に対して「頑張ったね」と認めてあげること。それが心を豊かにしてくれるのではないかと思います。

そんな、僕の価値観です。