僕の勉強法
小学生の頃、僕は勉強が全然できなかった。割り算とか意味がわからなかった。だから、「中学生になったら変わってやる!もっと勉強して賢くなるんだ!」と思ってた。
中学に入り、僕は猛勉強してクラスで上位に入る成績になった。あるとき担任の先生が、「杉田君の勉強方法を教えてください」と、みんなの前で発表させられた。
僕は、「勉強したくなったらやってるだけです。気持ちが乗らない時にはやりません」と、正直に言った。すると担任は、「そんなやり方ではダメだ。やりたくなくてもやらなきゃ!」と、みんなに真似しないようにと、ぶつぶつと諭していた。…発表させといてなんやねん!って感じだった。
当時の教育や指導方法の価値観は、「努力」「根性」「嫌でもやるべき」というのが重視されていたので、「やりたいときにやる」という勉強法は受け入れられにくかったのかもしれません。
だけど、やっぱり乗り気でないときに嫌々やっても覚えや習得が悪いのではないかと僕は今でも思ってます。
これは勉強に限らず、スポーツでも仕事でもそうではないかと思います。指導者はその時が来るまで、辛抱強く待ってあげることが大切ではないかと思います。