【この一冊!】令和を生き抜くヒント

肺ガンの〝ステージ4〟と診断され、医師から死を宣告されたにもかかわらず寛解された、元ボクシングトレーナーでもある刀根 健先生。その壮絶な闘病記は、ご本人が執筆された『僕は、死なない』に詳しく記されています。僕も拝読しました。

実は4年半ほど前から、Facebookのメッセンジャーを通じて刀根先生と交流させていただいており、何度か相談に乗っていただく機会がありました。そのたびに、心が軽くなるような温かいアドバイスをいただきました。

今月初旬、初めて直接お会いする機会に恵まれました。ボクシングの話はもちろん、僕が今感じていることや気になっていることについても、貴重な助言をいただきました。このタイミングでお会いできたことを、本当にありがたく感じています。

その後、刀根先生のもう一つの著書『さとりをひらいた犬』も拝読しました。本書は、猟犬として飼われていた犬が主人公の物語ですが、登場人物の名前に名ボクサーや名トレーナーの名前が使われており、思わず微笑んでしまいました。

令和という新しい時代に入り、昭和や平成の時代とは価値観が大きく変わってきたことを、ここ最近強く感じています。地位や名誉、お金、上下関係といった、かつて重視されていたものの価値が薄れつつある中で、これからの時代には何が価値を持つのか…。その答えが、この本の物語を通じて描かれているように思います。

まだ一度読んだだけなので深い理解には至っていませんが、今の自分にぴったりの一冊でした。この本は、僕の背中を押してくれる物語であり、大きな気づきを与えてくれるものでした。ぜひ皆さんにも一読をおすすめしたいと思います。

さらに先月、『幸せをはこぶネコ』という本も出版されました。
テーマは「わたしはわたし、それでいい」。なんと主人公はボクサーとのこと🥊
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