【辰哉4戦目】涙の敗戦…

9月15日に行われた小島辰哉の4戦目は、1ラウンドTKO負けに終わりました。

練習では過去最高の仕上がりで、自信を持ってリングに上がりまた。相手はデビュー戦。初勝利の可能性は高いと思っていました。しかし、相手の中畑選手は、同じ体重とは思えないほど筋骨隆々で拳も大きく、パンチ力もありそうでした。

初回、中畑選手は開始早々からブンブン振り回してきました。辰哉は焦ってそれに付き合ってしまい、ガードが下がった瞬間にパンチを何発かもらいレフリーストップとなりました。練習で積み上げてきたものを何一つ発揮することができませんでした。相手が振り回してくる展開も予想していましたが、それに対する対応策を十分に練習できていなかったのは、私の作戦ミスでもあります。

試合後辰哉は相当ショックだったようで泣いていました。
しかし、こういった経験もボクシングの一部です。すべてを受け入れ、次に繋げていくことが大切です。この敗戦を肥しにして前進してくれることを願っています。

応援ありがとうございました。

杉田竜平